はじめに
日本において英語の資格試験といえば「英検」と「TOEIC」を思い浮かべる方が多いと思います。しかし海外に目を向けると他にもいろんな英語の資格試験が存在するんです。資格試験は今の英語力がどれくらいなのかを数字で見ることができるので、実践する機会がない人にとっては便利ですよね。今回は、あらゆる英語の資格試験をご紹介します
英語資格試験まとめ
TOEIC
日本で主流の英語資格試験。年齢関係なく受けられている試験で、就職活動時には英語力の指標にされています。満点は990点です。
TOEICは世界の主流と思われがちですが、実は日本人と韓国人しか受けていない現実が存在します。TOEIC特有の試験問題があるため、勉強時間が実践に直結しないもどかしい点がデメリットです。
TOEIC|コミュニケーション英語能力を測る世界共通のテスト
英検
言わずと知れた英語の資格試験です。1級から5級まで存在します。英検2級までは大学生レベルの英語ですが、それ以降はかなり難易度の高い試験です。1級についてはTOEICで900点を超える程度では取得は難しいと言っていいレベルです。
英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会
TOEFL iBT
俗に言うTOEFLです。満点は120点で英語力をトータルで問われる試験です。海外留学するには必須の試験と言われています。TOEICよりも海外で使える資格なので、とっておいて損はないでしょう。
TOEFLテスト-国際基準の英語能力測定試験 | TOEFLテスト日本事務局
TOEFL ITP
東京大学大学院の入試などで使用される資格試験で、難易度はTOEICと同等レベルです。独特な試験問題はなく、対策などを練る時間は不要といえます。TOEFL ITPテスト(団体向けTOEFLテスト) | TOEFLテスト日本事務局
CASEC
オンライン受験ができ、結果がすぐにわかる英語資格試験です。TOEICに類似した試験なので、TOEICの練習として受ける方もいらっしゃいます。CASEC(キャセック) - TOEICスコア・英検級の目安がすぐわかる英語テスト
国連英検
コミュニケーション力に重きを置かれた外務省の外郭団体が行っている英語資格試験です。単語や文法を丸暗記しただけでは立ち向かえない試験で、幅広い知識や視野を持って、自分の意見で回答する試験です。特A級からE級とランクがあります。
国連英検 : 日本国際連合協会主催 国際連合公用語英語検定試験
IELTS
英語を話す国で主流とされている試験です。構成はTOEFLと似ています。英語圏内でも、オーストラリアとカナダで特に多く受験されています。移住や海外留学を考えている方はぜひ受けておくべき試験です。
IELTS | 公益財団法人 日本英語検定協会
ケンブリッジ英検
世界基準の英語資格試験です。日本では現在TOEICが主流ですが、海外においてはケンブリッジ英検がその立場といえます。Cambridge ESOL Examinations | ケンブリッジ英語検定